[2006年11月記載]
なんつっても破格のお値段(4000円前後)。行ってきました。
1)予約
トイレに近い下段のカプセルを予約。これで良かったのだろうか・・。
2)チェックイン
今回は外で夕食を済ませて突入。
3階から7階がカプセルホテル関係の施設。受付の6階に行く。
まずは靴を脱いで、ロッカーに入れる。
鍵を持って受付へ。靴の鍵を渡してチェックイン。
※ カプセルホテルは基本的に一度入ったら朝まで出ないみたい。
ここで、プールのロッカーの鍵のような鍵を受け取る。
また、貴重品はここに預ける。しかし、ホテルも信用できないので、今回は預けなかった。
※ 本来は財布もここに預ける。小銭だけ。食事や自販機はすべて鍵についているバーコードで支払えてしまう。流石メジャーなカプセルホテル。
スリッパがない。好都合。靴下のまま、5階のカプセルフロアに向かう。
※ 3階〜7階は専用エレベータで浴衣のまま動ける。
カプセルと更衣室が同じフロアにある。しかも更衣室というか廊下にロッカーが有り、そこで着替える。写真をそーっと撮りました。男性専用だから気にしない気にしない。
ロッカーを開けると最近のホテルにありがちな作務衣のような浴衣がある。着替えた。すぐ横が喫煙所。みんなさぞびっくりしたことでしょう。義足のホームカバーはスネのところだけで、膝が機械むき出しですから。
3)カプセル
意外と広い。座って本を読んだり、書き物が出来る。
テレビ、ラジオ、目覚まし。何でもある! フロア全体が温めてあるので、暖かい。
入り口はロールカーテンみたいなもの。うまい仕掛けになっていて、外からは簡単には開けられない。
とりあえず、そのまま入り、しばらくくつろぐ。義足を取ると何も出来なくなるので。
4)風呂
もう後は寝るだけとなってから、風呂に向かう。
あまり薦められないが、この時だけ、ロッカーに財布を入れた。カードは財布から出してバッグの底へ。
義足装着のまま、7階の大浴場へ。
おっと、洗面台と脱衣所の間に階段あり、しかも脱衣所にイスが無い!・・・・ま、いっか。
脱衣所で、義足を取る。
おっと、義足を置くところが無い!・・・・・ま、いっか。
脱衣棚の上にポンと置いた。目の高さに足が! イスが無くてもなんとかなるものですね。タオルを一本もって浴場へ。もちろん、ケンケン。
うおーっ!! 都会の真ん中で温泉気分。かなりの塩素臭だが、逆に清潔感があって安心。何でもある。カミソリ、歯ブラシ、ゴシゴシタオル、しゃんぷー、リンス、ボディソープ。
体を洗って、湯船に浸かり、シャワーを浴びて、片足で立ったまま体を拭いて、脱衣所に戻る。
あー良かった。義足は無事。イスが無くてもパンツもはけて、義足も装着し、洗面所で、化粧水、ヘアトニック、・・これまた色々有る。
カプセルに帰還。事前に買っておいた水を飲む。フー。
義足を取って、しばらくくつろいでから、就寝。
トイレまでは7mぐらいなので、ケンケンで余裕。
5)起床
えーと、えーと、順番を考える。
まず、カプセルの前で義足を装着。
ロッカーまで歩いて、スーツのズボンだけ履いて、洗面所へ。歯磨き・・・・。
終わったら、スーツに着替え戦闘態勢。着替えた後、カプセル内の片づけなど、なんだかバタバタした。
6)朝食
試しに、ホテルの朝食を食べてみた。支払いは鍵のバーコードでできる。イスが全部巨大なテレビの方を向いていて、のんびりと食べられる。味はまぁまぁ。会議まで時間があったので、ぎりぎりまで、ここに滞在。
普通はここまで浴衣で来る。次回はそうしよう。
7)チェックアウト
朝食代を払って、靴の鍵を受け取りさようなら〜。
8)義足とは関係ないが
カプセルホテルというところは、外で飲んで後は寝るだけにしてから、チェックインするものですね。11時頃にロッカーを閉める音やカプセル上段に飛び込む音のすごいのなんのって。今回たまたまデジタルオーディオプレーヤーに落語を録音してきたので、気にせず眠ることができました。
また、目覚まし不要。最初の人は5:55am。次から次にアラームが鳴り響く。ロッカーもバタバタ。気にせずぺちゃくちゃしゃべる大馬鹿者もいるし。お陰で、苦労せずに目覚めることができた。
9)他のカプセル
近くにあった古いカプセルを事情を話して見学させてもらった。
基本的に上のホテルと同様。ここは更衣室とカプセルが離れている。
感心したのは、どちらも、ホテル従業員の応対がすばらしい。
また、やばそうな人はいなかった。
結論:大腿義足利用者もカプセルホテルに泊まれる 久々の冒険であった。