2023年4月時点
障がい者手帳を入手済みで、
左アクセル装置を設置する自家用車を購入する前提で書いています。
※細かな条件によって事情が変わるようです。
@消費税免税
納品前に左アクセルに改造し、車両購入価格にその改造費用が含まれた形で購入していれば、消費税が免税されます。その証拠として、改造費用が含まれた注文書や契約書が必要となります。
国税庁のホームページに関連情報あり
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6214.htm
納品後に改造して確定申告などしても還付されないそうです(地元の税務署に電話で確認)。
A自動車税(環境性能割・種別割)免税
自動車税(環境性能割・種別割)が免税となります。
こちらは障がい者手帳さえあれば、左アクセル装置を設置してなくても免税されます。
各都道府県のホームページに記載がありそう
https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/info/car-genmen.html
東京都のホームページによると、上限があり、また事前に改造しているとその分上乗せされるようです(ここでも事前の改造が必要だなんて・・)。
B任意保険割引
Aの免税は手帳さえあれば適用されますが、任意保険割引については@の消費税免税ができた自家用車に限ることになってました(保険会社によって変わる可能性あり)。
3%程度の割引。
C高速道路利用料金 割引
2023年3月に運用が変更になってます。
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2023/0210/00012259.html
新規の場合は自信ありませんが、
車両にETCを取り付け後、従来は市役所に行って申請をしてましたが、2023年以降はWEB申請が可能となりました。
また、今までは、登録した車両に乗っている場合のみ割引でしたが、今後は、レンタカーなど他の車に乗っている時でも割引されるようです。でもその場合はETCレーンではなく、一般レーンに入り、障がい者手帳を見せる必要がある模様。
利用できる制度
目 次 | 義足製作からリハビリまで | 切断直後に(各種制度の申請) | こんな事ができる(運動・温泉) | 義足生活の知恵袋 |

自家用車購入時に使える割引制度

障害者手帳の申請と利用できる制度
(2006/05/19更新)
身体障害者福祉法に基づき、各自治体に申請すると、障害者手帳が発行されます。申請しないともらえません。
等級は、大腿切断の場合、3級か4級です。
手帳が入手できたら、所定の制度が利用できます。申請が必要なものがあるので、忘れずに申請しましょう。
困ったことに、利用出来る制度は、各市町村によって違います。市役所、町役場に言って利用出来る制度の一覧表をもらいましょう。
実際に私の知っている制度は、
- 駐車禁止除外指定の申請 (要申請)
※法改正で義足利用者に交付しない自治体が出てきました(平成19年)
↑その後復活。
道路標識等による駐車禁止となっているところに駐車ができる。更新が必要なので注意。 - NHK受信料減免 (要申請)
障害者のいる困窮世帯 若しくは 肢体不自由1、2級が世帯主。 - 携帯電話の障害者割引 (要申請)
基本料金が割引に。
詳しくは、この下の方に書いてます。 - 所得税、住民税の控除
サラリーマンは年末調整で申請。
例:所得税は下肢4級で27万円、住民税は26万円の控除。 - 各種交通機関の乗車券割引
購入時に手帳を提示。 - 美術館等での割引
入場券購入時に手帳提示。
くらいです。

車に貼る障害者マークと駐車禁止除外指定について
[2010/8/27 更新]
国際シンボルマークと身体障害者標識
道路交通法によりますと、障害者マーク (正式には「身体障害者標識」)を車に貼りつける事は「努力義務」です。このマークの車への幅寄せや割込が禁止となっています。
また、良く見かけるのは下左の国際シンボルマークですが、取扱元の (財)日本障害者リハビリテーション協会のページの国際シンボルマーク使用についてによると、
国際シンボルマーク |
身体障害者標識 |
![]() |
![]() |
さて、私同様、努力義務だなんて事を知らない人は多いだろう。努力義務だと知っても貼らない人が多いとも思える。かっちょいいスポーツカーなんかに乗っていると、ちょっとこのマークを貼るというのは抵抗が有る。
一方で、やはり、障害者駐車場を利用する際はこれが無いと世間の目が気になるので、このマークと駐車禁止対象除外指定のカードを車内ではあるが、見えやすい所において、駐車するようにしている人もいる。私もそうしている一人である。
駐車禁止の対象除外
駐車禁止の対象除外についても書いておこう。
申込先は近隣の警察署になりますが、窓口は福祉協会の場合があり、自治体によって違うみたいです。
「駐車禁止除外標章」が交付されたら、これを車の見えやすいところに置くことで駐車禁止の場所に止めても、切符を切られないという措置が利用できます。
もちろん、交差点の角など、止めてはならないところもあるので注意書きを読みましょう。
駐車禁止除外標章 |
![]() |
ここで、注意点が2点。
1点目は有効期限が有る。たしか3年、期限が切れる前に更新しないと、地方警察署では即日発行ができなかったりしますし、そもそも、有効でなくなります、切符切られます。
2点目は、指定を受けた車だけに適応される。念の為、「我が家には2台あるから、指定車以外にも適応できないか」と警察で尋ねたが、障害者が乗っても無いのに、使われる可能性が有る、つまり、悪用される可能性があるからできないと言われた。あくまで、特例措置と考えてください、とのこと。予想通りのお答え。
思い出したが、指定を受けた県以外では無効という噂があった。

携帯電話の障害者割引 [2010/8/27 修正]
☆ 各社の障害者割引を確認ください。
2006/02/03 現在の障害者割引は、私の知る限りでは、以下の通り。
(元の記事)
携帯に障害者割引(ハーティー割引) (2003/9/22 せいさんより)
今日、NT○ド○モに行ってきました。なんと 携帯電話、50%割引です。
ド○モに行って、身体障害者手帳を(等級関係ありません)持っていけば、携帯電話の基本給なんと50%オフ。今まで。5900円で、無料通話料3400円でしたが、今回お話プランLから、BIGにしました。無料通話分、6800円で、基本給4450円です。。おしゃべり好きな私には最高です。。お近くのド○モに相談してください。。絶対お徳です。とにかく、基本料金 半額 50%オフ。