スキー体験記

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2年目のスキー 2003年2月、3

せっかく、昨年からはじめたことだし、子供も行きたいというので、今シーズンも行きました。
でも、今年は、ちょっと違います。スタッドレスとアウトリガーを装備。 障害者には新しいスキー場、そして、何事も道具ですな。

2月に昨年同様猪苗代スキー場に行きましたが、昨年の反省も無く、ろくに準備もせず行った所、こけまくって、子供に心配を掛けるは、身体は疲れ果て、ホテルで高熱を出すはで、悲惨なシーズン開幕となり、多いに反省して挽回すべく、インターネットと電話を使って、戦術を練り直しました。


装備
アウトリガー購入!!  ストックの先にミニスキーが付いたやつ。紐を引っ張ると杖に変身. これがあれば安心して滑れるし、リフトに乗るときも安心。
 但し、高い! 五万五千円ぐらい。 小生の場合、これから子供と何回スキーに行けるか分からないから、思いきって購入。購入したのはこちらですが、ここが一番安いとかそんな検討してません.
滑り方
義足を取る!! 義足を付けていれば、健足の負担は少ないし、自分独りで用意もできる訳ですが、どうも不快。そこで、最初と最後だけ、妻の協力を得、義足無しで滑りました。健足は疲れ果ててしまうけど、快適度はグーンとアップ。

長所

短所

アウトリガーの使い方は、こちらを参考にさせていただきました。

自分で見てもドッキリする片足の私の写真.
左が杖の状態になっているアウトリガー、右が滑走中のアウトリガーと私.

ゲレンデ

 ・・・ 箕輪スキー場

障害者の人が多く使ってそうだったので、行ってみました。

まず、障害者用駐車場は無し。でもお願いすれば、比較的近くに駐車させてもらえる。しかし、舗装されており、平らなので、一般駐車場でも大丈夫だった。 但し、途中凍っているので注意.

ゲレンデとレストハウスの間に高低差はほとんど無い。基本的にはすべて1階で用事は済ますことができる。

まず、スキーを持ってゲレンデに行き、スキーを1本置いてくる。
→ 次に、レストハウス1階の更衣室で着替えて、義足を更衣室から出す。
  ( 義足は、すぐそばのロッカーまで妻に運んでもらう。)
→ 更衣室からは、アウトリガーを杖モードにして、出て行く。
→ 同じく一階でリフト券を買ったら、ゲレンデへ。レストハウス前のゲレンデからリフトまでは少し下るだけ。

いよいよリフトへ。
慣れるまでは、「スピード落として!!」と言う. ・・・でもすぐ慣れたけど.
降りるときも、言うようにしているけど、片足の場合、何も言わなくてもスピード落としてくれた(目立ちますからして)。

ついにゲレンデ到着。 ・・・後は重力と格闘するのみ.

昼ご飯
レストハウスの1階、2階、 ホテルのレストラン(未体験)、 ゲレンデのレストランが利用可。
杖モードでゆっくり動けば、どこでも行ける。
ゲレンデのレストランは景色最高、但し、階段を5段ぐらい上る必要あり。
スキースクール
念のため、聞いてみたところ障害者スキー指導者はいない。でも教えられるとのこと。
感想

健足の負担大きく、かつてのようにバンバン滑りまくる・・・ことは残念ながら困難も、すっかり上達した小学生の子供たちと風を切って滑走するは、胸踊る感動なり。

アウトリガーの効果絶大。 それに頼るは本来のスキーにあらず、不恰好なるも、トレーニング不足の小生のようなごまかしスキー派にとっては、これ便利なり。お勧めなるも、問題は費用なり。 障害者スキー教室ではレンタルもあり、まずはそこで御試あれ。

あとがき

駐車場や更衣室の様子を写真に撮ってくれば良かった。ごめんなさい。

来シーズンは小生も障害者スキー教室に行って見たいと思います。

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