私の義足一覧

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第3号 (Endolite High Activity & 高活動油圧シリンダー 2000年頃製作)

※種々の事情により、第3号は、あまり参考にならないと思います

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1. 全体

部位 型番 パーツ名 メーカー 解説
 ソケット   第1号、第2号義足では妥協してしまったので、今度こそ傷のできないソケットをと2年近く頑張ったけれど、第1号を越えられるソケットとはならず。四辺形の2重ソケットをもらってます。    
膝部 Endolite High Activity
+ CaSwing 300SR (高活動油圧シリンダー)
+ AK109 (Attachment Kit)
ブラッチフォード社
足部 Dynamic Response Foot 2 Endolite社
膝と足部の間 TTパイロン (クッションと捻転ができる装置) ブラッチフォード社


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処方コンセプト

走れる、階段をイールディングを使って降りる、膝が固定できる、油圧膝を試したい。
素人が考えつく機能を、すべて取り入れてみたような処方。

背景

啓愛義肢さんのランニングクリニックでお世話になったので、すべて啓愛さんのパーツを使っている。

総合評価

機能豊富な膝と足部と足首捻転パーツ。
油圧独特の振りだし時の重さは感じるものの、一度この義足を使ってしまうと、第1号第2号では物足りない感じ。装具士さんの薦めでは、これはスポーツ用にして、とのことだが、十分日常利用は可能。

足部もバネみたいな感覚があり、踏み切ったときに跳ね返るような感じで足部が前に出るので楽。走る際も足部がショックを吸収してくれる。

外装無しで使うとズボンが膝に挟まり破れてしまった点が困ったところ。(ココが痛い)

確かに、体力が無い人には向かないかもしれないが、高い活動レベルでなくても、普通のレベルの人でも使えるのではないかと思う。

追記(2008年)
2000年頃からじゃみーは義足の迷宮に迷い込んでしまう。
第3号のソケットの製作に2年ぐらいかけた後、第2号のソケットの修理のために、新しい義肢製作所にソケットの製作を依頼したのである。しかし、その製作所のトップの人が対応してくれたのに、第1号のソケットと同様に傷と痛みを伴うものしか入手できなかったのである。
県内で最も規模の大きな義肢製作所だった事が選定理由。電話調査。
県内で大腿義足のソケットを作れる人はいないという事か。(T_T)

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2. 膝部 : Endolite High Activity 



Endolite High Activity
+ CaSwing 300SR (高活動油圧シリンダー)
+ AK109 (Attachment Kit)

ランニングクリニックのアメリカの講師さんがこれを使って走っていたのを目の当たりにしてしまい、まんまと購入。
日常から走る速度までの調整が自分でできる。しかも工具無しで。二つのダイヤルを回すだけ。
イールディング機能あり。下り坂や階段を下りる際に、膝がじわーっと曲がってゆっくり足を交互に降ろすことが可能。
膝の後ろのスイッチを押すと膝がまっすぐのまま固定できる。
イールディングは快感。
専用の膝周りのカバー付き。

追記(2008年)
これはこれですばらしい膝パーツ。しかし、高活動者向き。
また、残念ながら日本で普及してないと思われるので、修理体制について、その後の状況を確認した方が良さそう。

結局、この義足をがんがん振れるしっかりしたソケットができなく、それを待っていたら、この膝もお蔵入り。予備としてたまに使う程度。しばらく使わなかったら油圧が壊れた。
振り返ると、足首パーツを取っ払い、足部も軽いものにして、もう一度使ってみたい膝でありました。今考えると、本当に機能が充実している膝です。・・後悔。

【参考】

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3. 足部 : Endolite社 Dynamic Response Foot 2




http://www.po.kioa.co.jp/katudou/hizuke/20051011-03.htm
より抜粋

これも啓愛義肢さん取扱商品。
これも面白い。1号や2号で使った「1M1」には無い感じあり。踏み切る時に、足部の先端に力を入れるようにしてしっかりと歩くと足部が跳ね返ってくるように前に出ます。とても楽です。

次に、ジョギングみたいなこと(自分では走ってるつもり)をしたときに、健足で言えば指の付け根あたりで着地するようにすると、板バネのようなクッション効果があります。これがまた楽。1M1で走る練習をすると衝撃が強くて不快ですが、これなら、気持ち良く走った気になります。

【参考】

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4. 膝と足部の間 : TTパイロン


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TTパイロンとは、捻転・垂直衝撃吸収装置みたいなもの。足部の上についているパーツがそれ。
便利は便利ですけど、豪華にあれこれつけたために、とても重くなってしまいました。果たして長距離歩けるのかどうか・・・。
これは付けても付けなくてもいい感じ。走る練習をするようになったら、できれば外したいと思っています。

【参考】

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