私の義足一覧

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第4号 (陸上仕様 (シンプル・軽い) 2006年頃製作)

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1. 全体

部位 型番 パーツ名 メーカー 解説
ソケット IRC座骨収納のようなソケットとアイスロス   -
膝部 3R55 モジュラー多軸膝継手 (油圧シリンダー付き) オットーボック社
足部 バリフレックス(Vari-Flex) オズール社(Ossur) -


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総合評価

どのパーツの選択がベストか!そんな考察はこちらに書くとして。

この義足は前作とは違う装具士さんに作ってもらいました。

「走れる義足作ったら!」という装具士さんのお薦めとその軽さでこのパーツを選んでしまいました。

本当に軽い。義足は軽いのが一番。

しかし、
@相変わらず、「痛くないソケット」が手に入らず、走るどころではなく
Aこの膝だと膝下の出方がインテリに比べると不自然なため、歩き方がかっこわるく
Bいつも外装をつけない僕にとってこの膝ではズボンが破れ
・・・そんなこんなで、結局普段は第1号のインテリジェント義足を利用。

ズボンの破れが無ければ、実用上は、これで日常生活したい気もあり、残念。今更ながら、膝までのフォームカバーを付ければ解決した話であった。しまった。

この膝と足部のセットでで100mを16秒台で走る人がいるとか。

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2. ソケット: IRCっぽいソケット+アイスロス



四辺形でもなく、IRC座骨収納でも無い、オリジナルだそうです。しいて書くなら座骨収納。材質は頑丈なカーボンで作ってあり、一重ソケット。
カーボンはちょっと重い。

数回にわたって作り直しをしていただきましたが、恥骨のあたりの問題が解決できずに困っていたら、アイスロスというものが登場し、ようやく傷から解放されました。2006年に製作と書きましたが、完成はずっと後。

アイスロス詳細のは特集をご覧あれ。

わかりやすいように、チェックソケットの写真をアップ。

これなら多少合わなくても、分厚いゴムのお陰で傷が出来にくい、という訳。私の場合は、ほぼ傷が出来ることは無くなった。

※しかし、写真のアイスロスは、吸着を実現する茶色のゴム部分が一重のため、エア漏れがひどい。5重となったX5が2010年4月に認可。


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3. 膝:オットーボック社 3R55 モジュラー多軸膝継手


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オットーボック社3R55 モジュラー多軸膝継手 (油圧シリンダー付き)のページを見ると、

適応 : 体重125kg以下の大腿義足装着者
重さ : 約730g
最大屈曲角度 : 約110°
※ 耐久性のあるボディは高活動の方やスポーツで走行される方にもご使用いただけます。(パラリンピックでは良く用いられています。)

とのこと。

これなら壊れる心配もなく運動する人には良いでしょう。
ほんと軽いし。

膝折れ防止機能が付いて無いこともあり、一般向けの膝とは言えない感じ。またまたマニアックなものを揃えてしまった。

しばらく使わず置いておくと、油が漏れてきたり、そもそも故障してしまいました。油圧は使わないと駄目みたいですね。

この膝は、発売中止となったらしい。



4. 足部:バリフレックス(Vari-Flex)

オズール社(Ossur)

みるからに軽そうでしょ
ちなみに走ってみると確かに他の足部に比べれば、かかとが着地したときの衝撃が少ない気がする。

日常でも、軽いし、気のせいか、道路の凹凸も適当に吸収してくれている気がする。使いやすい。


でも、走るとなると、やはり、陸上用の長ーい板にはかないませんね。




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