【考察】 高機能膝を比較

高機能な膝でなくても日常的な生活は十分過ごせると思います。
とは書いたものの値段を出すだけのことはある高機能膝を比較してみます。
BBフェニックスさんと考えてみた。2014年8月。
さらに、頭文字D2さん、バルカン星人さんらの情報を追加。2015年12月追記。

名称 マウク・ニー 3R80 ハイブリット・ニー C-Leg
フルスペック版
メーカー オズール製 オットーボック製 ナブテスコ製 オットーボック製
最大屈曲角 115° 140° 150° 125°
膝ロック機能 あり なし
(防水仕様は有)
なし あり
電池 なし なし あり 充電式
毎日推奨
5時間充電
40時間使用
重量 1140g 1190g 1335g 1143g
全長 248mm 163mm? 296mm 312mm
価格 約50万円 約30万円? 約84万円 約300万円
認可 恐らく認可 認可 認可 認可
適性 未評価
使ってる人に残念ながら会ったことが無い。
活動的な人向け。
自分の断端の筋力で積極的にコントロールしたい人に向いている。
楽してそこそこのスピードで綺麗に歩きたくて、イールディングで健側の膝に負担無く階段を交互下りしたい人。 お金があれば、これ。
でもこれでなくても十分に生活できる膝はある。短所も考慮。
長所 WEBサイト上では十分な機能。
C-Leg並みか?
実績有。丈夫。
かなりの高活動。サッカーする人がいる。
電池、充電無し。
国産。
綺麗に歩ける。
楽に歩ける。
電池でも2年使用可。
高機能で安全膝。
転ばない。
多分一番簡単に速く歩ける。
中腰状態でも膝固定。
短所 未評価 体力必要。
イールディングの調整が微妙。自分で調整する事が好きな人に向く。


すごく速く歩くとターミナルインパクトが発生して音が出る。
イールディングを緩めるのも限界があり階段下りが遅い。
速度調整のマイコン制御調整は専用の端末が必要。つまり自分ではできない。
高額。
毎日充電。
座るときに一手間あるらしい。
歩行速度に合わせた設定調整は自分ではできない??(要確認)
登山 未評価 恐らく問題なし。
キリマンジャロに登った人がこれをつけていたように見えた。
他と同様に重い。
他と同様に短軸ならではのつま先がひっかかる感じ有ると予想。
富士山登山可能。
他と同様に重い。
他と同様に短軸ならではのつま先がひっかかる感じ有。
登山可能。
登山下りでオーバーヒートするが30分毎に休憩してオイルを冷やせばよい。
他と同様に重い。
他と同様に短軸ならではのつま先がひっかかる感じが有ると予想。
山小屋での充電が懸案。
シリンダー 油圧 油圧 油圧と空圧 油圧
サポート 未確認 ○売れてるからさポートもしっかりしてると予想。 ○国内メーカーですから! ○悪いとは聞いてない。
イールディング解除 無いが自転車に乗る時は邪魔にならない。
その他 - 防水仕様がある。但し認可かどうか未確認。 膝下の動きが一定しない。単軸の方が一定で階段下りが安心だった。手すりは必要。 歩行動作の基礎を身に着けた上で使用することが条件です。というのも、電気的に義足の状況を義足側で判断するので、慣れないと制御が必要のない時にも働いてしまいます。


その他情報

オットーボック Genium 
約400万円ぐらい。C-Legの上位機種。未認可。C-legの欠点を補うもの。防水仕様もあり(X3)。

ナブテスコ ALLUX
C−Legより高額との噂。ハイブリッドニーの四軸バージョンのイメージ。その点、Geniumとの差別化。未認可。

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