義肢装具士さん、パーツメーカーさんなど業界の方へお願い

2014年5月5日作成

優先順位1位 「ソケットの製作方法の開発」
釈迦に説法でしょうが、
ソケットが適合していることが最も大切と教科書に書いてありますが、ほんとにその通り。ソケットが適合してないと何にもなりません。膝継ぎ手や足部の新技術を見ても、あまりウキウキしない今日この頃です。
   全国どこの義肢製作所で作っても同程度の完成度となる製作技術・・をイメージ
また、適合するソケットをせいぜい3回の通院で完成するような技術を開発してもらいたいです。何回も通うなんてサラリーマンには無理。そもそも1年も2年もかけていては断端の形が変わってしまいます。採型やチェックソケットなど意味がなくなってきます。人生の大切な時間を義足製作に多く費やすのは良くないと思います。
   1回目 採寸・採型・チェックソケット製作・当日渡し(2週間持ち帰りチェック)
   2回目 不具合部分確認・本ソケット当日渡し(2週間持ち帰りチェック)
   3回目 本ソケットの手直し(当日手直しを完了、完成)

    ・・・こんな段取りを可能にする製作技術を!
しかしながら、1996年に私が切断して以来、ソケットの製作技術はほとんど変わってないと感じています。技術の進歩が感じられないどころか、依然として、ソケットが合わずに苦労している方に会います。私だって苦労してますが、残された体がほどほどの能力ならば、せめて私のように杖なしで生活できるようにして欲しいのです。
ですので、膝継ぎ手や足部の研究よりも、ソケットの制作方法の開発を優先してもらえないかと切に願う次第です。ソケットが適合すればどれだけのQOL向上となるでしょう。

よろしくお願いします。


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